助産師の需要と供給について

助産師という職業は昔から人間の命の誕生になくてはならない職業という位置づけにあります。 産婦人科医など産科医療が充実してきていますが、まだまだ助産師の必要性があります。

助産師の活動は助産のみならず女性の健康的な暮らしをサポートするまでを期待されています。 出産を含む女性の健康維持活動について専門的な知識やスキルが必要とされ助産師の存在は不可欠になっております。

ここでは、助産師の需要の増加と供給不足のため人材は不足がちであることを述べたいと思います。

2005(平成17)年の厚生労働省の報告によりますと2006(平成18)年の助産師の需要見込み人数は約28,000人に対し実際の供給見込み人数は約26,000人で約2,000人の助産師が不足するとされていました。 そして、2010(平成22)年までの向こう5年間で増加が見込める人数は毎年700人程度となり助産師需要も増加して毎年500名の試算を発表しました。

この調査を元に助産師就業人数の増加対策を講じましたので、2009(平成21)年の助産師就業人数は約31,000人へ増加しました。 このような助産師不足対策によって増加した助産師ですが見込み以上に不足しているという声が多いです。

ここ数年で病院を中心に助産師は積極的に雇用されています。 その理由は、病院が助産院の機能を組み込んで病院に併設し助産クリニックや助産外来を設立している動きがあるからです。

自然分娩のみならず、母親になる準備や家族の準備など精神面でも肉体面でもケアをバランスよく進めることができる助産クリニックは新分野の医療としてニーズが高まっています。 病院に隣接して助産クリニックがありますから医療緊急対応もスムーズで専門的な産科医療も無駄なく安全に実施できます。 とてもメリットがあるシステムで相互に独立して隣接しているので双方の役割やメリットをフル活用して連携できます。

以上、助産師の需要の増加と供給不足のため人材は不足がちであることを述べました。 数年前の助産師需要数の試算よりも多くの助産師が必要になってきている状況になってきて、医療機関のみならず自治体などでも同様の動きが加速しています。

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